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ミツバチの健康に配慮した飼育

農薬汚染のない湧水

ミツバチたちは、蜂場のそばで湧く清らかな湧き水を飲むため、農薬被害を受けず、安全・安心で健やかな飼育環境が保たれています。
森から湧き出す自然の恵みそのままの水が、健康なミツバチ群と上質なはちみつを育んでいます。

木製デッキと森の木陰

木製デッキの上に巣箱を設置することにより、地面からの泥はねや湿気を防ぎ、病気の原因を断つ衛生的な飼育環境を整えています。 さらに、森の木陰でミツバチを飼うことで、夏は涼しく冬は温かい自然の調温・ 調光機能が働き、ミツバチにとって極めて快適で安定した住環境を実現しています。

はちみつの品質管理

蜜源は郷土種の植物から

蜜源の花々は、古来よりこの地に 根づく郷土種にこだわり、京都な らではの自然と、昔ながらのやさ しい風味を大切にしています。四季折々に咲くこれらの花々が、彼岸山のはちみつに豊かな香りと深い味わいをもたらしています。

純度を守るための隔王板管理

隔王板を使用し、女王蜂の産卵エリアを働き蜂の貯蜜エリアと分ける飼い方により、はちみつに幼虫のエキスなど不純物が混ざるのを防いでいます。
純粋なはちみつだけを採取し、純度の高い品質を守っています。

完熟蜂蜜へのこだわり

早搾りを行わず、ミツバチが十分に時間をかけて糖度を高めた貯蜜枠を選んで採蜜しています。
時間をかけて熟成されたはちみつだけを丁寧に採取。濃厚な甘みと香りが生きた、本物の完熟蜂蜜をお届けします。

抗生物質・化学薬剤不使用

抗生物質は、ミツバチがかかる伝染病「アメリカ腐蛆病」の予防に使われることがありますが、彼岸 山でははちみつへの残留リスクを完全に排除するため、一切使用せずに飼育を行っています。また、一般的にダニ駆除に用いられる化学薬剤も、使用していません。

高温処理なし

酵素やビタミンが失われないよう、非加熱で瓶詰めを行います。 保管中に結晶した場合は、栄養素を壊さない温度設定である48°C 以下でゆっくりと溶かし、酵素や栄養価を保ったまま丁寧に瓶詰めしてい ます。

混ぜ物なし

はちみつに一切の余計なものは添加しておりません。
また、毎年さくらが咲く直前に巣房内の糖液や雑蜜を除去する「抜き蜜」を行うことにより、純度の高いはちみつを採取しています。

採蜜の季節と特徴

さくら春のはじまり

桜が山を淡く染める頃、彼岸山に春がやってきます。ミツバチたちが春一番に一斉に咲くさくらを飛び廻って集める、やさしく華やかな香りのはちみつです。希少価値が高く、春の訪れを告げる瑞々しい一滴です。

はるはな|春の百花

レンゲやフジ、ウワミズザクラなど春の花々から採れるはちみつです。軽やかで爽やかな甘みが広がり、キリっとした芳醇な花の香りが強く残ります。生命に満ちる春の季節の華やかな味わいが特徴です。

そよご|初夏の森

梅雨入り前に花を咲かせる樹木「そよご」のはちみつです。深い森に漂う上品な香りと奥行きのあるコクが特徴。初夏の鮮やかな緑を連想させる、静けさと力強さを併せ持つ味わいです。

なつはな|夏の百花

真夏の陽射しの下、クリやリョウブといった森の多様な花々から採れるはちみつです。フルーティで華やか、あっさりとしたくちどけの甘みが特徴です。夏の力強さを感じる、自然の恵みの結晶です。

彼岸山養蜂場の豊かな自然

京都府亀岡市・出雲大神宮と山続きにある彼岸山。
かつては荒廃した放棄林でしたが、25年かけて森を再生した結果、四季折々の花が咲き、木々が色づく美しい森になりました。
美しく咲く花々と青々と茂る森には、自然と生き物たちが集い、多様な生命が育まれています。この生物多様性が、彼岸山はちみつの豊かな味わいにつながっています。

かつての荒廃した彼岸山。
林床に光は届かない。

初夏

越冬

彼岸山の林床に姿を見せてくれる生き物たち。
インスタグラムには、彼岸山に設置しているバードバス(鳥の水浴び場)の様子も載せています。
愛らしい野鳥たちの様子もぜひご覧ください。

餌を探す野うさぎ

彼岸山の桜と蜂

ヤブヤンマの羽化

さえずるキビタキ

彼岸山養蜂場の清らかな湧き水

ミツバチは一群あたり1日に500ml〜1Lもの水を必要とします。

農薬汚染がない清らかな湧き水が流れる小川のほとりに養蜂場を構えることにより、ミツバチたちは湧き水を巣に運び、巣内を潤しながら花々を巡ります。
湧き水の恵みと森の生命が溶け合い、澄んだ味わいのはちみつがここから生まれるのです。

湧水を飲むミツバチ

彼岸山の湧水に棲むサワガニ

枯れることのない湧水

人と自然が集う、彼岸山の山小屋

荒れた山を開墾した際、彼岸山の間伐材で小さな山小屋を建てました。
それは、人々が集い、自然を感じながら語らうための拠点をつくりたいという想いからでした。
今では地元の方々や自然を愛する人々が、お花見やバーベキューを楽しみながら交流を深める憩いの場となっています。
豊かな森に寄り添い、人と自然をつなぐ象徴として、この山小屋の姿を瓶のラベルにもデザインしました。

彼岸山にたたずむ山小屋

山小屋で蜜蝋キャンドル作り

現行ラベルの山小屋

彼岸山の歴史

1999–2005|再生の始まり ― 荒れ山に一本の苗を植える
荒廃していた彼岸山に、父が植樹を始めた時期。暗く倒木だらけの森を少しずつ整え、未来の森づくりの第一歩が踏み出された。父の想いに共感する人たちが自然と集まり、多くの人の手で支えていただいた。

2006–2015|里山再生期 ― 多様性が戻り始めた森
地面に陽の光が入って植えた樹々が成長し、環境が安定。野鳥や昆虫が戻り、山が「生きものの気配」を取り戻していった時期。現在の養蜂場の土台が育つ。

2016–2025|養蜂の黎明 ― 蜜源と共に歩む挑戦
植生が整い、ミツバチが健やかに暮らせる環境が形成。巣箱を置き始め、本格的な蜂蜜生産がスタート。環境への配慮を最優先した養蜂哲学が確立。

2025–|未来への継承 ― 森と人が共に生きるモデルへ
彼岸山が地域とともに“生きた里山”へ。次世代に残す森として新たな価値創造が広がる。